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KIDS

【もうすぐ3歳】自閉症グレーゾーンの息子、療育はじめました。

3歳 療育 自閉症グレー

療育、はじめました。

こんにちは!サーラです♪

わが家の息子は、もうすぐ3歳。

発達がゆっくりでマイペースに成長してきましたが、この度「療育」に通うことになりました。

そこで今回は

療育に至るまでの経緯や「自閉症グレー」と判定された特徴をご紹介。

実際に療育をスタートしてみた感想も、合わせてお伝えいたします。

あくまで個人の備忘録的な内容となり恐縮ですが、宜しければお付き合いください^^

これまでの経緯

療育をスタートするに至るまで、色々な経緯がありました。

まずは、その道のりをご紹介します。

気になっていた特徴【1歳半~2歳】

息子の発達が遅れているかも、と最初に気づいたのは1歳半検診のときでした。

その頃気になっていたことは、下記の通りです。

①言葉が遅い

1歳半の時点で、出ていた言葉は「ママ」のみでした。

「マママ‥」のように不明瞭なもので、ママを意識して言えているわけではありませんでしたね。

もうすぐ3歳となる現在は、10語程度まで言えるように。スローペースに成長しています^^

②指さしをしない

1歳半検診でチェックされる「指さし」も、全くできず。

物と言葉がリンクしているということが、まだ分かっていない様子で、あまり興味もないようでした。

その後、指さしは2歳3か月で出来るようになりました♪

③人見知り・場所見知りが激しい

人が多い所が苦手で、お友達が多い公園では遊びたがりませんでした。

遊具にもあまり興味を示さず、ブランコや滑り台が出来るようになったのも、2歳になる頃だったと思います。

また慣れない場所に対する不安が強く、電車やファミレスなどでパニックを起こし、泣き叫ぶことも。

遠出は今でもハラハラドキドキ。とても神経を使います。

相談した機関

1歳半検診後に心理士さんとの面談があり、発達の相談をしました。

そこでは‥
  • 絵本の読み聞かせをする
  • 2つの選択肢から選ばせる
  • 人の集まる場所へ、ゆるやかに参加する

などのアドバイスを頂き、実践するよう心掛けました。

詳しくはこちらの記事でまとめています。

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気になっていた特徴【2歳~現在】

息子が2歳を超えた頃には、発達の凸凹を感じる機会が更に増えていきました。

具体的には、下記の通りです。

①こだわりが強い

  • 冷蔵庫のドアの開閉
  • 部屋の引き戸の開閉

など、気に入ったことを延々と繰り替えすように。
「もう終わりだよ」と注意しても、理解できず泣きわめきます。

どちらもストッパーで対策してから幾分ラクになりましたが、こだわりの強さは継続しています。

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②聴覚過敏

室内にいても、外から聞こえる学校のチャイムや救急車の音に、即座に気が付きます。

「あ!」と声を出し、こちらが「チャイムだね」「救急車だね」と返答するまで、絶対に納得しません。

後述する相談機関では、「聴覚過敏」と指摘されました。

③相互のやり取りが苦手

ボール遊びでは、自分で投げたボールを自分で取りに行く、というスタイルを繰り返します。
こちらがボールを投げ返すと癇癪を起こすなど、相互のやり取りが苦手な様子。

意思の疎通が思うようにいかず、金切り声をあげることも増えました。

お友達に話しかけられても、基本的に目をそらし関わろうとしません。

④偏食

2歳頃から偏食がひどくなり、炭水化物・ハム・揚げ物・フルーツ(バナナ・キウイ)・お菓子以外は、ほとんど食べなくなりました。

調理法や形状を工夫しても、野菜はほぼ食べてくれず‥。

パンケーキにすりおろした人参を加えたり、野菜ジュースにしてみたりと、試行錯誤する日々です。

⑤エレベーターが大好き

2歳前後からエレベーターにハマり、延々と乗りたがるように。
上下に動く仕組みが、楽しくて仕方ないようですね。

また、階数ボタンも絶対に押したい息子。
他の方が先に押してしまったときは、ギャン泣き状態になり大変です。

⑥数字・アルファベット・ひらがな大好き

「数字」「アルファベット」「ひらがな」が、とにかく大好き!

お散歩中も、自販機の数字看板のひらがなを目ざとく見つけては、「あ!」と反応しています。

音の出るタブレット(あいうえお・ABC でんしゃタブレット)を与えた際には、あっという間に全て覚えてしまい驚きました。

⑦人・動物より、物への興味が強い

保育園の子ども達や、可愛いワンちゃんが前方から歩いてきても、興味が薄い息子。
それよりも道路脇の自販機室外機自転車などに、興味津々です。

電車やバスなどの乗り物も大好きで、Youtubeの乗り物系動画は、延々と見たがるほどのお気に入りに。

⑧つま先歩き・物を並べて遊ぶ・クレーン現象・逆さバイバイ

ネットで「自閉症・特徴」と検索するとよく見られる、これらの行動。

わが家の息子は、もれなくコンプリートしています(笑)。

他にも、くるくる回ることが好きだったり、衣替えの服・靴を極度に嫌がるなど、特徴的な行動が増えてきました。

相談した機関

発達支援の相談室

上記のような行動で悩むことが増えた頃、保健センターから発達支援の相談室を紹介されました。

早速電話してみると、初回予約は3か月待ち!!噂には聞いていましたが、本当に待つんだな~と驚きましたね(笑)。

その後の面談では、息子の様子を専門の先生が見ながら、普段の生活についてヒアリング。
下記のアドバイスを頂きました。

  • 感覚過敏(特に聴覚)がある
  • 不安が強いタイプなので、安心して遊べる環境を選ぶ
  • 親子グループへの参加を通し、人・場所に少しずつ慣れる

それ以降は、相談室主催の親子グループへ参加しながら、少しずつ色々な経験を積み重ねてきました。

発達外来

相談室からクリニックの発達外来を紹介され、息子を連れて受診しました。

正式な「発達検査」をする病院ではなく、広く発達過程全般の悩みに乗ってくれるクリニックということで、長くお世話になれそうなところです。

医師からはチェックリストに沿った質問が出され、ママが答えていくという流れ。
現在の発達状況や、自閉症の傾向があるかをチェックしたところ、知的には1歳分の遅れがあり

「自閉症グレーの傾向あり」とのことでした。

本格的な「発達検査」については、急ぐ必要なしとのこと。焦らず長所を伸ばしてあげましょう、との前向きなアドバイスを頂きました。

3歳を前に、療育を勧められる

相談室の面談を5回ほど重ねた頃、「そろそろ集団行動に移してもいいですね」との判断に。
来年度から、療育に通うことを勧められました。

ただし、どこも混んでいて順番待ちは必須とのこと。
まずは希望の療育先を探し、見学・エントリーをしておいてくださいと言われました。

目指すべき次のステップができたことは、素直に嬉しかったです♡

療育先を探す

相談室から頂いた、区内の療育施設リストを元に

  • 自宅から通いやすい
  • 子どもの特性に合う(生活支援に力を入れている)

上記2つの条件に絞って療育先を探したところ、3カ所がヒット!

早速電話で問い合わせ、見学の申込み→実際に見学という流れになりました。

療育先を選んだポイント

資料やネットの情報だけでは、内容や雰囲気がよくわかりませんよね。

私が見学の際に注目していたポイントは、下記の通りです。

  • 明るく楽しそうな雰囲気かどうか
  • 先生方が親切で優しく、安心感があるか
  • 施設の規模感(狭すぎないところ)

3カ所を見学してみて、まさに希望通りの施設を発見!

音楽や体操など楽しいプログラムが豊富で、生徒さん達も生き生きしていて。
シャイな息子でもプログラムに参加できたりと、先生方の誘導や配慮が素晴らしいことに感動しました。

狭いところが苦手な息子ですが、ゆったりした空間だったのも安心材料に。

施設側の条件と合っていたことと、ラッキーにも1枠空きがでたことで、予定より早く療育をスタートできる運びになりました!

ついに療育スタート

まずは週に2回から、無理のないペースで療育をスタートしました。

息子にとっては、初めてママと離れる時間。
覚悟はしていましたが、毎回送り迎えの際にギャン泣きされてしまうのは、親として心苦しく切ない思いになりました。

それでも回を重ねるにつれ、徐々に笑顔で楽しめるようになり、雰囲気にも慣れてきた様子。

息子にとって実り多い時間となることを、願っています。

療育を始めて感じたメリット

息子の発達において良い刺激を受けているのは勿論ですが、主婦として日中ひとりで子育てしてきた身としては

「発達専門の先生が、共に関わってくださる」という安心感を得られたことが、本当に大きなメリットだなと感じています。

特性のある子を持つ親として、いつでも相談できる味方が増えたのは心強い限り。
サポートして下さる先生方には、感謝しかありません。

これからも親子で苦楽を共にしながら、焦らず成長していきたいなと思っています♡

まとめ

いかがでしたでしょうか

今回は、もうすぐ3歳の息子が療育をスタートするまでを、備忘録的にお届けいたしました。

長くなりましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡

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