療育、はじめました。
こんにちは!サーラです♪
わが家の息子は、もうすぐ3歳。
発達がゆっくりでマイペースに成長してきましたが、この度「療育」に通うことになりました。
療育に至るまでの経緯や「自閉症グレー」と判定された特徴をご紹介。
実際に療育をスタートしてみた感想も、合わせてお伝えいたします。
あくまで個人の備忘録的な内容となり恐縮ですが、宜しければお付き合いください^^
これまでの経緯
療育をスタートするに至るまで、色々な経緯がありました。
まずは、その道のりをご紹介します。
気になっていた特徴【1歳半~2歳】
息子の発達が遅れているかも、と最初に気づいたのは1歳半検診のときでした。
その頃気になっていたことは、下記の通りです。
①言葉が遅い
1歳半の時点で、出ていた言葉は「ママ」のみでした。
「マママ‥」のように不明瞭なもので、ママを意識して言えているわけではありませんでしたね。
②指さしをしない
1歳半検診でチェックされる「指さし」も、全くできず。
物と言葉がリンクしているということが、まだ分かっていない様子で、あまり興味もないようでした。
③人見知り・場所見知りが激しい
人が多い所が苦手で、お友達が多い公園では遊びたがりませんでした。
遊具にもあまり興味を示さず、ブランコや滑り台が出来るようになったのも、2歳になる頃だったと思います。
また慣れない場所に対する不安が強く、電車やファミレスなどでパニックを起こし、泣き叫ぶことも。
相談した機関
1歳半検診後に心理士さんとの面談があり、発達の相談をしました。
- 絵本の読み聞かせをする
- 2つの選択肢から選ばせる
- 人の集まる場所へ、ゆるやかに参加する
などのアドバイスを頂き、実践するよう心掛けました。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
気になっていた特徴【2歳~現在】
息子が2歳を超えた頃には、発達の凸凹を感じる機会が更に増えていきました。
具体的には、下記の通りです。
①こだわりが強い
- 冷蔵庫のドアの開閉
- 部屋の引き戸の開閉
など、気に入ったことを延々と繰り替えすように。
「もう終わりだよ」と注意しても、理解できず泣きわめきます。
どちらもストッパーで対策してから幾分ラクになりましたが、こだわりの強さは継続しています。
②聴覚過敏
室内にいても、外から聞こえる学校のチャイムや救急車の音に、即座に気が付きます。
「あ!」と声を出し、こちらが「チャイムだね」「救急車だね」と返答するまで、絶対に納得しません。
後述する相談機関では、「聴覚過敏」と指摘されました。
③相互のやり取りが苦手
ボール遊びでは、自分で投げたボールを自分で取りに行く、というスタイルを繰り返します。
こちらがボールを投げ返すと癇癪を起こすなど、相互のやり取りが苦手な様子。
意思の疎通が思うようにいかず、金切り声をあげることも増えました。
お友達に話しかけられても、基本的に目をそらし関わろうとしません。
④偏食
2歳頃から偏食がひどくなり、炭水化物・ハム・揚げ物・フルーツ(バナナ・キウイ)・お菓子以外は、ほとんど食べなくなりました。
調理法や形状を工夫しても、野菜はほぼ食べてくれず‥。
パンケーキにすりおろした人参を加えたり、野菜ジュースにしてみたりと、試行錯誤する日々です。
⑤エレベーターが大好き
2歳前後からエレベーターにハマり、延々と乗りたがるように。
上下に動く仕組みが、楽しくて仕方ないようですね。
また、階数ボタンも絶対に押したい息子。
他の方が先に押してしまったときは、ギャン泣き状態になり大変です。
⑥数字・アルファベット・ひらがな大好き
「数字」「アルファベット」「ひらがな」が、とにかく大好き!
お散歩中も、自販機の数字や看板のひらがなを目ざとく見つけては、「あ!」と反応しています。
音の出るタブレット(あいうえお・ABC でんしゃタブレット)を与えた際には、あっという間に全て覚えてしまい驚きました。
リンク
⑦人・動物より、物への興味が強い
保育園の子ども達や、可愛いワンちゃんが前方から歩いてきても、興味が薄い息子。
それよりも道路脇の自販機や室外機、自転車などに、興味津々です。
電車やバスなどの乗り物も大好きで、Youtubeの乗り物系動画は、延々と見たがるほどのお気に入りに。
⑧つま先歩き・物を並べて遊ぶ・クレーン現象・逆さバイバイ
ネットで「自閉症・特徴」と検索するとよく見られる、これらの行動。
わが家の息子は、もれなくコンプリートしています(笑)。
相談した機関
発達支援の相談室
上記のような行動で悩むことが増えた頃、保健センターから発達支援の相談室を紹介されました。
その後の面談では、息子の様子を専門の先生が見ながら、普段の生活についてヒアリング。
下記のアドバイスを頂きました。
- 感覚過敏(特に聴覚)がある
- 不安が強いタイプなので、安心して遊べる環境を選ぶ
- 親子グループへの参加を通し、人・場所に少しずつ慣れる
それ以降は、相談室主催の親子グループへ参加しながら、少しずつ色々な経験を積み重ねてきました。
発達外来
相談室からクリニックの発達外来を紹介され、息子を連れて受診しました。
正式な「発達検査」をする病院ではなく、広く発達過程全般の悩みに乗ってくれるクリニックということで、長くお世話になれそうなところです。
医師からはチェックリストに沿った質問が出され、ママが答えていくという流れ。
現在の発達状況や、自閉症の傾向があるかをチェックしたところ、知的には1歳分の遅れがあり
「自閉症グレーの傾向あり」とのことでした。
3歳を前に、療育を勧められる
相談室の面談を5回ほど重ねた頃、「そろそろ集団行動に移してもいいですね」との判断に。
来年度から、療育に通うことを勧められました。
ただし、どこも混んでいて順番待ちは必須とのこと。
まずは希望の療育先を探し、見学・エントリーをしておいてくださいと言われました。
療育先を探す
相談室から頂いた、区内の療育施設リストを元に
- 自宅から通いやすい
- 子どもの特性に合う(生活支援に力を入れている)
上記2つの条件に絞って療育先を探したところ、3カ所がヒット!
療育先を選んだポイント
資料やネットの情報だけでは、内容や雰囲気がよくわかりませんよね。
私が見学の際に注目していたポイントは、下記の通りです。
- 明るく楽しそうな雰囲気かどうか
- 先生方が親切で優しく、安心感があるか
- 施設の規模感(狭すぎないところ)
3カ所を見学してみて、まさに希望通りの施設を発見!
音楽や体操など楽しいプログラムが豊富で、生徒さん達も生き生きしていて。
シャイな息子でもプログラムに参加できたりと、先生方の誘導や配慮が素晴らしいことに感動しました。
狭いところが苦手な息子ですが、ゆったりした空間だったのも安心材料に。
ついに療育スタート
まずは週に2回から、無理のないペースで療育をスタートしました。
息子にとっては、初めてママと離れる時間。
覚悟はしていましたが、毎回送り迎えの際にギャン泣きされてしまうのは、親として心苦しく切ない思いになりました。
それでも回を重ねるにつれ、徐々に笑顔で楽しめるようになり、雰囲気にも慣れてきた様子。
療育を始めて感じたメリット
息子の発達において良い刺激を受けているのは勿論ですが、主婦として日中ひとりで子育てしてきた身としては
「発達専門の先生が、共に関わってくださる」という安心感を得られたことが、本当に大きなメリットだなと感じています。
特性のある子を持つ親として、いつでも相談できる味方が増えたのは心強い限り。
サポートして下さる先生方には、感謝しかありません。
まとめ
今回は、もうすぐ3歳の息子が療育をスタートするまでを、備忘録的にお届けいたしました。
長くなりましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡
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