療育へ通って、半年になりました。
こんにちは!サーラです♪
わが家の3歳半の息子は、自閉症グレーゾーンと診断されています。
ご縁があって今の療育に通うことになり、早くも半年が過ぎました。
当初は母子分離でギャン泣きだった息子も、2週間程で次第に慣れていき、今では登園を心待ちにするまでに。
スローペースではありますが、日々成長を感じています!
自閉症グレーの息子が、半年間の療育で「変わったこと・あまり変わらないこと」をありのままにご紹介いたします。
あくまで個人の備忘録となり恐縮ですが、よろしければお付き合いください♪
療育で変わったこと
療育へ通うようになり、明らかに成長のペースが上がったと感じています。
具体的には、以下の通りです。
①言葉が増えた
3歳の時点で、話せる単語は10語だった息子。
半年たった今、短い単語はほとんど発音でき、たまに3語文まで話すようになりました!
自分の名前や年齢も言えるようになった時は、感動で胸がいっぱいになりましたね。
特に課題だった「か行」も、先生方のサポートにより自然と発音できるように。
大好きな音楽の歌詞を真似するうちに、話せるようになった言葉もたくさんありました。
②人見知り・場所見知りの軽減
慣れない人や場所に、過剰に不安を覚えるタイプの息子。
療育へ通うようになって、人見知りや場所見知りは、だいぶ改善された気がします。
親以外の人達との接点が広がることで、本人なりに「安心して過ごせるんだ」ということを覚えた様子。
はじめての施設でも、「楽しそう!」と興味を持てるようになりました。
人が多い場所はまだ苦手なものの、電車やバスでパニックを起こすことも、ほとんどなくなってきました。
③遊び方が広がった
扉の開閉やエレベーターに乗り続けるなど、特定の遊び方に固執していた息子。
療育先での様々なプログラムを通し、遊びの種類が確実に広がってきました。
指が汚れることが苦手だったのですが、絵具やのりを使った制作も、無理のないペースで徐々にできるように。
ダイナミックな作品を作ってきては、ドヤ顔で見せてくれます。
おままごとなどの見立て遊びも、以前は全く興味を示しませんでしたが、先生の誘導が上手なおかげで、すっかり楽しめるようになりました。
あまり変わらないこと
多くの変化を見せる一方で、あまり変わらないことがあるのも事実です。
具体的には、以下の通りです。
①こだわりは継続中
元々あったこだわりが、3歳を超えルーティンのように固定化されてきました。
例えば、こんなことがあります。
- 毎日決まった散歩コースに行きたがる。
- 野菜は徹底して食べない。(イモ系を除く)
- 一定のタイミングやルートを好み、変更を嫌う。
- 好きな色以外、身に着けたがらない。
②子ども同士のやりとりが苦手
先生や親族など大人との交流は広がりつつも、子ども同士のやり取りは依然として好まない様子。
お友達に触られたり、自分のスペースに入られると拒絶反応を示します。
相手の様子や気持ちを汲み取ってくれる大人と違い、体当たりの子どもらしい距離感は不安を覚えるようですね。
③体・指先の不器用さがある
着換えや靴を履くなど、身辺自立に向け訓練中ではあるものの、まだまだ難しい息子。
体や指先の使い方に不器用さがあることを、指摘されています。
工作でハサミやのりを使ったり、シールを自分で剝がしたりといったことも、サポートが必要なため少しずつ練習中。
トイレトレーニングも、イヤイヤ期が重なり思うように進んでいません。
よく3歳は「なんでも自分でやりたい時期」と言われますが、控えめな性格もあるのか、自分の力でトライすることには慎重です。
この半年間で感じたこと
約半年間、療育にお世話になって感じたことは、子どもは「色々な人との出会いを通して成長するんだな」ということ。
息子が3歳になるまで、自分なりに精一杯の愛情をかけて子育てしてきたつもりですが、親ができる役割はほんの一部。
周りの手をたくさん借りながら、様々な影響を受けて子どもは育っていくのだと、日々実感しています。
とは言え特性のある息子の子育ては、ついイライラしたり悲観してしまったりと、自分の未熟さに直面するばかり。
子どもと同じく「スモールステップ」で、共に成長していきたいと思います。
まとめ
今回は息子の半年間の療育事情を、備忘録的にお届けしました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♡
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