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名曲誕生の裏側に涙‥!「アーティストの伝記映画」おすすめ5選

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アーティストの人生を知る

こんにちは!サーラです♪
忙しい日々の疲れを癒すなら、「映画」で非日常を味わってみませんか?

今回ご紹介するのは「アーティストの伝記映画」

伝説的なアーティストの栄光と葛藤を描いた映画は、人生について考えるきっかけも与えてくれるはずです。

そこで今回は

名曲&人生に惹き込まれる

「アーティストの伝記映画」を5つご紹介いたします。

①エルヴィス/2022年

あらすじ

1950年代アメリカ。貧しい家庭に育ったエルヴィス・プレスリー(オースティン・バトラー)は、ロック音楽とセクシーなパフォーマンスで若者を熱狂させ、瞬く間に時代の寵児となっていく。センセーショナルな彼の存在は社会的な反発も呼び起こし‥。「世界で最も売れたソロアーティスト」誕生の裏側を、圧巻のライブシーンを交えて描く。

映画の見どころ

監督は「ムーランルージュ」でお馴染みバズ・ラーマンとあって、終始煌びやかでゴージャスな世界観が目を引きます。

当時”過激”と受け取られたエルヴィスのパフォーマンスは、女性たちが雄叫びをあげるのもわかるほどカッコいい!
渦に飲まれていくような序盤のステージは、圧倒的でした。

主演のオースティン・バトラーは、顔だけ見るとエルヴィス系ではないのですが、徹底した役作りで存在感に説得力を持たせています。

新時代を切り開くスターにとって、拒絶や誹謗中傷にさらされることは付き物。
それを凌駕するほどの魅力が上回ったとき、伝説は生まれるのかも知れません。

”アメリカの良心”のイメージが強いトム・ハンクスが、欲深いマネージャーを熱演しているのも見どころです!

②ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男/2014年

あらすじ

劣悪な環境で荒んだ少年時代を過ごすジェームス・ブラウン(チャドウィック・ボーズマン)は、窃盗の罪を犯し刑務所に収容される。慰問に訪れたゴスペル隊のボビー・バード(ネルサン・エリス)にソウルフルな歌の才能を見出され、共にバンドを結成。「ファンクの帝王」として名声を築くが、徐々に周囲との軋轢が増していき‥。

映画の見どころ

誰もが聞いたことのある名曲を、素晴らしいパフォーマンスで再現してみせた、チャドウィック・ボ-ズマンの熱演がとにかく見事。2020年に若くして旅立たれたことが、悔やまれてなりません。

破天荒なJBは何かと問題を起こし周囲を巻き込んでいくのですが、この情熱的でパワフルな性質こそが、ファンキーなリズムの原動力なのかなと思ったり。

伝記物は”栄光の先に影がある‥”という展開が鉄板ではありますが、人間が頂点を極めたときに陥る”業”のようなものは、きっと世界共通なのかもしれません。

それでも盟友ボビーとの友情は、胸に迫るものがありました。

③ジュディ 虹の彼方に/2019年

あらすじ

「オズの魔法使」で子役から一躍スターとなったジュディ・ガーランド(セニー・ゼルヴィガー)は、度重なる遅刻癖や薬物依存によりキャリアを失墜。安いギャラで巡業する日々を送っていた。借金も膨らみ住む家もなくなった彼女は、子ども達との幸せな生活を立て直すため、ロンドン公演に再起をかける‥。

映画の見どころ

「オズの魔法使」と言えば子どもの頃、母に古いビデオを見せてもらった記憶があります。

あのファンタジックな物語の裏に、薬物によるコントロールや異常な労働環境があったことを知り、ぞっと恐ろしく痛ましい気持ちになりました。
あんな状況で子供時代を過ごして、心身を蝕まれない人はいないでしょう。

それにしても、ジュディを演じたレニー・ゼルヴィガーは、劇中曲を全て自分で歌唱していると知って感動しました。
「シカゴ」でも、歌にダンスにと芸達者ぶりを披露していたレニー。
今回は”憑依”と言いたくなる目線や手の震えなど、繊細な演技が本当に素晴らしく、オスカー受賞も大いに納得です。

ラストの名曲は絶対来るとわかっていても号泣‥しばし涙が止まりませんでした。

④ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY/2022年

あらすじ

聖歌隊出身のホイットニー・ヒューストン(ナオミ・アッキー)は、敏腕プロデューサーのクライヴ・デイヴィス(スタンリー・トゥッチ)にその才能を見出されスカウトされる。歌いたい曲を、自分らしく歌うスタンスを貫くホイットニーは、やがて音楽のジャンルや人種の壁を越えて人々に愛され、スターへの階段を駆け上がっていく‥。

映画の見どころ

世界的なディーバ誕生の裏側を、大ヒット曲連発で綴った伝記映画。

ホイットニーを見て思うのは、その歌唱力はもちろんのこと、アレンジ力や自己プロデュース力にも非常に長けていたということ。
単調な曲もホイットニーにかかれば、パワフル&エモーショナルに早変わり。女優業にも挑戦し幅広い支持を集めるなど、トレンドの先端を走る存在だったんですね。

本作で使われる曲は、大半がホイットニー本人の音源を採用していて、彼女の歌声の素晴らしさを再認識することができます。

しかし家族問題薬物依存など、生涯に渡り深い苦悩を抱えていた彼女の晩年は、あまりに切なく悲しい。

もっと彼女の新曲が聞きたかった‥と思ってしまいました。

⑤アイ・アム セリーヌ・ディオン 病との戦いの中で/2024年

あらすじ

「タイタニック」の主題歌で知られ、世界的歌姫となったセリーヌ・ディオン。免疫系の難病「スティッフパーソン症候群」と戦う姿を追った、”Prime Video独占配信”のドキュメンタリ—映画。2022年に病気の診断を受けツアーの中止を発表した彼女が、ラスベガスの自宅を中心に闘病生活を送る姿を赤裸々に映す。

映画の見どころ

こちらは伝記ではなくドキュメンタリー映画なのですが、番外編として。
パリ五輪での熱唱も記憶に新しいセリーヌ・ディオンですが、まさかこれほどの壮絶な難病と闘っていたとは‥。

「スティッフパーソン症候群」は筋肉硬直や痙攣を引き起こす、自己免疫系神経疾患のことだそうです。
劇中でも生々しい痙攣の様子が映されていて、セリーヌがどれほどの覚悟を持って自宅にカメラを入れたのか‥と考えずにはいられません。

「ファンと自分自身へのリスペクトがあるからこそ、全てを包み隠さず伝えたかった」という彼女の、飾らないありのままの闘病記に胸を打たれました。

困難な状況でも「明日へ立ち向かう勇気」を与えてくれる、ドキュメンタリーです。

まとめ

いかがでしたでしょうか

今回は「アーティストの伝記映画」を5つご紹介しました。

どれも素晴らしい名曲とともに、人生を考えさせてくれる作品ばかり。
ぜひチェックしてみてくださいね♡