「ミンネ」とは?
こんにちは!サーラです♪
ハンドメイド作品の販売・購入ができるサイト「ミンネ」をご存知でしょうか?
ミンネは国内最大級のハンドメイドマーケット。
登録作品数は1500万点を超え、アクセサリーや雑貨、ファッション、家具に食べ物まで、幅広いジャンルの作品が販売されています。
私自身も、趣味として作っていたアクセサリーをミンネで販売するようになり、7年目を迎えました。
おうちで気軽に始められる副業として、注目されている「ミンネ」ですが…
という疑問が湧いてきますよね。
今年で出品歴7年目の主婦が
「ミンネのハンドメイド副業」について、ありのままの実情をご紹介いたします!
興味がある方の、ご参考になれば嬉しいです♡
ミンネは稼げるのか?
minne
まず結論から言うと、「ミンネのハンドメイド副業で大きく稼ぐのは、至難の業」です。
試行錯誤しながら7年間取り組んできましたが、もし「稼ぐ」ことに重きをおくのであれば、決しておすすめしません。
ハンドメイドが大好きで、自分の作品を販売してみたい!という方にとっては、これほど強い味方になるサイトはないでしょう。
登録・出品は無料で出来ますし、販売手数料(作品の販売額×10.56%)がかかるのは売上げが発生した際のみの、安心設計。
私のハンドメイド歴
ここからは私の「ハンドメイドの経歴」について、簡単にご紹介します。
10代からアクセサリーを作り始める
手芸など手先を動かすのが好きだったので、自分でオリジナルのアクセサリーを作って楽しんでいました。
2012年、ネットショップで初の委託販売を開始
今は閉鎖してしまったハンドメイドの委託販売サイトに、初めて登録。
当時は作品の写真を送って審査に通過すると、めでたく販売開始という流れでした。
このサイトで、初めてストラップが売れたことが、大きな自信になりましたね!
雑貨店での委託販売を経験
ハンドメイドを扱う雑貨屋さんに、直接伺ったりメールで売り込み。
店舗に置いて頂く委託販売を経験しました。
ここではイヤリングやブレスレットなどのアクセサリーを中心に、レース編みのガーランドやコースターなど、雑貨も販売していました。
2015年、ミンネに初登録
ハンドメイドブームで「ミンネ」や「クリーマ」が話題になっていたこともあり、親しみやすさを感じた「ミンネ」に初登録。
ビーズやパールを使ったアクセサリーを中心に、販売を開始しました。
登録して早々に、イヤリングが3点売れてやる気もアップ!
写真の取り方や文章の書き方など、全てが一からの勉強でしたが、コツコツと積み上げた経験は自分の武器になっています。
ハンドメイドイベントに出店
ハンドメイドの青空市や、雑貨屋さんのイベントに数年に渡り出店。
他のクリエイターさんとの交流も楽しく、フランスのアーティストさんと英語でやり取りしたりと、国際的な体験もありました。
ブランディングやディスプレイについて、より深く考えるようになったのも、イベントのおかげです。
イベントに参加するには、出店料が3000円前後かかります。
売上げから出店料を引くと、残りは微々たるもの…。
現在まで、緩やかに継続中
そして現在は、ミンネのみでゆるーく販売を続けています。
ミンネはサイトの使い勝手もよく、ストレスなく運営できるので気に入っています!
ただし副業としてガッツリというよりは、趣味の延長に戻しマイペースに活動している、という感じですね。
子育て中のため作品の開発・制作に必要な時間が取れず、本腰を入れられないという実情があります。
ハンドメイドが稼ぎにくい理由
私は上記のような理由で緩やかペースにシフトしましたが、ハンドメイドを副業にする場合、以下のようなデメリットもあります。
- 材料の仕入れ代がかかる
- 在庫を抱えやすい
- 劣化した作品は無駄になってしまう
- 薄利多売になりがち
一つずつ説明していきます。
材料の仕入れ代がかかる
ハンドメイドで作品を作る際は、材料の仕入れが必要です。
アクセサリーの場合はビーズや天然石、パーツなどを専門店で購入しますが、実店舗なら交通費、通販なら送料もプラスしてかかります。
この材料費と経費に、作業に当たった時間を時給換算してプラスし、適切な価格を決めるのですが、これが難しいんですよね。
在庫を抱えやすい
作品の在庫を抱えてしまい、なかなか売上げに繋がらない、ということはよく起こります。
だったら受注生産にすればいいのでは?と思いますが、いざ売れてから作るというのは、特に初心者にとってはハードルが高いもの。
常に一定のクオリティを維持するためには、ある程度時間にゆとりを持って制作した方が安心できますよね。
劣化した作品は無駄になってしまう
売れずに長いこと保管していた作品は、材質により劣化することがあります。
サビついてきたり、色がくすんだものを販売することはできません。
せっかく時間をかけて作ったアイテムも、場合により破棄しなければならず、かかった経費や労力が無駄になることもあります。
薄利多売になりがち
ハンドメイドと既製品を比べると、多くの場合、既製品の方が安価で購入できます。
その理由は、大量生産によって材料費や人件費を安く抑えているから。
ハンドメイドの場合は自分ひとりで制作するので、しっかり儲けを出そうとすると、どうしても高額になってしまいます。
しかし既製品以上のブランド力やクオリティがない場合、安く設定しないと売れにくく、沢山売っても儲けは少ない「薄利多売」のサイクルになりがちです。
ハンドメイドで成功するには?
デメリットばかり書いてきましたが、ハンドメイドで成功している方がいるのも事実ですよね。
ここでは何としても結果を出したい!という方へ向けて
「ハンドメイドで成功するためのポイント」について、考えてみましょう。
プロ級のクオリティを目指す
ハンドメイド=素人っぽいというイメージは、正直まだ根強いと思います。
ある程度の値段をつけても購入して頂くためには、「プロ級のクオリティ」を目指すことが必須条件。
同じジャンルで売れている作品をリサーチしたり、プロのクリエイターの技術を学ぶなど、スキルアップに励みましょう。
専門店を作る
例えばエクレアを売りたい場合、「コンビニのスイーツコーナー」と「50種類のエクレアを揃えた専門店」の場合、どちらがより魅力的に映るでしょうか?
多くの人は専門性のあるお店に惹かれるため、自分のカラーを存分に出した「専門店」を作るのがおすすめです。
「ビーズ刺繍の布小物」や「すみれの花モチーフ」など、好きな要素をギュッと絞って特化すると、同じ嗜好を持つ方に刺さりやすく、差別化も図りやすいと思いますよ。
「自分が欲しいもの」を基準に
私自身ハンドメイドを続けるなかで、「売れそうなもの」ばかり作るようになり、いつしか「自分が好きなもの」が分からなくなる、という経験をしました。
自分がときめかないものは、いくら作っても楽しくないし、作品に熱がこもりませんよね。
原点に戻り「自分が欲しいもの」だけを作るようになった結果、ギャラリーに統一感が出て、売れ行きにも繋がるようになりました。
まとめ
今回は「ミンネのハンドメイド副業」について、私の経験を踏まえた、ありのままの実情をお伝えしました。
稼ぐことに特化すると難しいところもありますが、ハンドメイドが好きな方なら一度はチャレンジしてみて損はないと思います。
ご自身に合ったペースで、素敵なハンドメイドライフを楽しんでみてくださいね♪
公式サイトはこちら》