幼稚園がはじまった!

こんにちは!サーラです♪
わが家の息子も4歳になり、この春ついに幼稚園生活がはじまりました。
自閉症グレーゾーンの診断を受け、3歳から療育へ通っていた息子。
多くの方に関わって頂きマイペースに成長してきましたが、同い年のお友達と本格的な集団生活をするのは今回が初めてです。
4歳・自閉症グレーゾーンの息子が
「幼稚園生活までの道のり&成長したこと」を中心にまとめてみました。
個人的な備忘録となり恐縮ですが、よろしければお付き合いください♪
幼稚園入園までの道のり

幼稚園に入園するまでには、色々なプロセスがありました。
検討している園のプレに参加する
まず必要なのが、園選びですよね。
わが家は候補となる幼稚園を2つに絞って、それぞれ未就園児向けのプレクラスに親子で参加しました。
教室や園庭などの設備や先生方の印象がよく分かりますし、集まる保護者さんの雰囲気も、園によって違うことがわかります。
HPだけでは分からない情報を得ることができ、とても有意義な時間になりました。
息子は特性があるため、プレに通う時点で先生に状況もお伝えしています。
- おむつが取れている
- 指示を理解しきちんと行動できる
- 発達・知的な遅れがない‥といった入園の条件があるところも。
入園の申込をする
希望の園が決まっても、定員によって確実に入れる訳ではないのが幼稚園。
面接選考がある場合や抽選の可能性もあるので、事前のリサーチは必須です。
今回は入園希望者が定員内だったため、無事に入園できることとなり安堵しました。
先生との面談で、詳しい状況を説明
事前に特性があることを伝えていたので、入園前の面談で詳しい状況をお話する機会がありました。
- 人混みが苦手
- 聴覚過敏がある
- 偏食がある
- 対人への不安感が強い
- ルーティンを崩すことが苦手
上記を中心に、息子の課題を共有。
安心して過ごせるようにと、先生から加配(支援の先生)をつけることも、ご提案頂きました。
そして、ついに入園式へ

そして、ついに入園の日!
事前にプレへ参加していたので場所に対する抵抗はなかったものの、いつもと違う式典の雰囲気に、息子は泣いてパニックを起こしました。
何度も「帰る!帰る!」と叫ばれて、わたしも胸がギュッと苦しくなったり‥。
それでも時間の経過とともに雰囲気を掴んだのか、徐々に落ち着きを取り戻し、なんとか最後まで式典に参加。
入園後の様子

入園後、数日は涙を見せる日が続きましたが、その後は意外なほどスムーズに園生活に慣れた息子。
元々秩序が好きなタイプだったせいか、時間ごとに遊びが切り変わる園での生活は、彼にとって心地よかったようです。
徐々に好きな先生やお友達もでき、楽しかったことを報告してくれるようになったのは、親として本当に嬉しい限り。
幼稚園に入って成長したこと

幼稚園に入り、特に成長を感じたことがありました。
- 言葉が増えた
- 自分でやろうという意識が出てきた
- お友達への関心が強くなった
言葉が増えた
幼稚園生活が始まり、圧倒的に変わったのは言葉が増えたこと。
療育でもだいぶ増えており、少しずつコミュニケーションが取れるようになってはいましたが、入園してからというもの段違いに増えました。
自分でやろうという意識が出てきた
基本的に甘えん坊で、身支度は親任せだった息子。
「なんでも自分でやりたい時期よね~」なんて世間の言葉が、全く当てはまらないマイペース星人でした。
ところが幼稚園に入ってからは、お友達が身支度しているのを見て、意識が変わってきた様子。
「自分でやってみる!」というチャレンジ精神が芽生え、積極的に挑戦しています。
まだまだ手先は不器用で、うまくできずに癇癪を起こすこともありますが‥。
お友達への関心が強くなった
これまでも療育先で仲良しのお友達はいたのですが、人への興味が限定的だった息子。
どちらかというと、おもちゃや乗り物など、”物”に対して強い関心やこだわりがあるタイプでした。
入園後は一気にお友達が増えた影響か、周囲をよく観察している様子。
「○○くんとあそんだ!」など、話題の中心はもっぱらお友達となっています。
人への不安感が強かったのですが、園生活を通しそう怖いことばかりではないと学んでいるのかもしれません。
まとめ

今回は、4歳・自閉症グレーの息子の「幼稚園生活までの道のり&成長したこと」をお届けいたしました。
まだまだ課題も多いわが家ですが、一歩ずつスモールステップで、目の前の景色を楽しみながら歩んでいきたいと思います。
最後までご覧くださり、ありがとうございました♡